華やぐ日々よ …詠山史純の愚考拙文録 2012年04月

人種蔑視に基づく蛮行 …日本軍将兵の頭蓋骨は35$の土産物にされた!

人種蔑視に基づく蛮行 

…日本軍将兵の頭蓋骨は35$の土産物にされた!



米紙ロサンゼルス・タイムズは4月18日、アフガニスタンに駐留する米軍兵士
が、爆弾テロ容疑者の遺体と共に笑顔で記念撮影した写真を紙面に掲載した。
同紙に依れば、現役の或る兵士から軍規の乱れを告発することを目的として、
2010年に撮影された18枚の写真が、匿名を条件に提供され、その内の2枚を、
パネッタ米国防長官からの掲載を見合わせるようにとの申し入れを撥ね退け、
紙面に掲載したとのことである。

1枚は、路上爆弾を仕掛けようとして射殺されたテロ容疑者の遺体の手を、
米陸軍第82空挺師団の兵士が自分の肩に乗せて笑みを浮かべ、その後ろで
その遺体に手を伸ばす別の兵士が写っている写真である。


82空挺師団400


もう1枚は、米陸軍第82空挺師団が南部ザブール州の警察署を訪れ、
自爆テロ犯の遺体を検分した際に撮影されたもので、遺体の足を持ち上げて
いるアフガニスタンの警察官と思しき男たちと共に、米軍兵士たちが笑顔で
収まっている写真である。





パネッタ米国防長官や、国際治安支援部隊(ISAF)のアレン司令官も、
米国の法や価値観に反するとして、写真の行為を強く非難し、米国防総省
報道官は、事実関係を調査の上、懲戒措置を含めて、軍法に従って関係者の
処分を行うと表明している。


海兵隊放尿400


1月には、アフガニスタン反政府武装勢力タリバン兵士3人の遺体に、
「金色のシャワーだ」などと冗談を口にしながら、笑顔で小便を掛ける
4人の米海兵隊員の動画がインターネットに投稿され、その映像を観た
アフガニスタン国軍兵士が駐留外国部隊への反発を募らせ、報復として、
仏軍兵士4人を射殺した事件が起きている。


ドイツ記事400


2006年にも、アフガニスタン駐留の国際治安支援部隊(ISAF)独軍兵士が、
アフガニスタン人の頭蓋骨を掲げた記念写真がドイツの大衆紙「ビルト」に
掲載され、非難を浴びたことは記憶に新しい。
遺体を冒涜する5枚の写真は2003年に撮影されたもので、頭蓋骨を掲げた
記念撮影の他に、切り取ったペニスを頭蓋骨に接触させるシーンやパトロール
用のジープの先端に頭蓋骨を引っ掛けた異常なシーンの写真があった。


ドイツ兵300


問題とされている米陸軍第82空挺師団兵士に依る不祥事は、敵兵の遺体を
辱める行為であり、武力紛争による敵戦闘員の遺体は尊厳を持って扱うと
定めるジュネーブ条約に抵触し、倫理的にも非難されるべきは当然のことで
あるが、アングロサクソン主導社会である米国の一般世論も、米国防総省が
政治的判断で表明しているように、当事者の兵士たちを懲戒に処するほどの
非道と捉えているかは、甚だ疑問に思うところである。
何故ならば、当該の遺体への冒涜などは、20世紀半ばの太平洋戦争に於ける、
米軍兵士に依る日本軍兵士の遺体への惨憺たる陵辱の蛮行とは比較にならない
ほど、些細な行為と言えるからである。


頭蓋骨を煮る400
日本軍兵士の頭部を煮る米軍兵士(1944年)


クリント・イーストウッド監督作品である映画「硫黄島からの手紙」にも
描かれているが、硫黄島警備隊司令の任にあった和智恒蔵海軍大佐は、
水際作戦の防衛戦術を主張し、米軍を上陸させた後の撃滅作戦を意図した
総司令官栗林中将と対立したことで更迭され、アメリカ軍上陸前に本土へ
転任させられていたことで、生きて終戦を迎えた。
戦後、彼が天台宗の僧侶となり、硫黄島協会を設立して、硫黄島の戦闘に
於ける戦没者の供養と遺骨収容とに余生を捧げたことは世に知られている。

彼は戦後、硫黄島守備隊戦死者の遺骨収集の為に奔走し、未だGHQの占領下に
在った日本政府と米国政府に掛け合い、幾多の困難を経て、硫黄島に渡り、
玉砕した将兵の遺骨収集を実現させた。
その彼が現地で目にしたものは、「収集した遺骨の内、1000体分に頭蓋骨が
見当たらない」という異様な惨状であったのだ。
上坂冬子著「硫黄島いまだ玉砕せず」に依れば、彼は硫黄島駐屯のヤングス
空軍少佐と、グアム島駐屯のコリンズ海軍大佐に、頭蓋骨の数が足りないこと
を告げ、米軍当局の釈明を求めて抗議をしたが、「そのことは承知しているが、
現段階では声高に糾弾せず、当方に任せて欲しい」との返答があったという。
また別の戦場のケースとして、戦後にマリアナ諸島から日本軍将兵の遺体が
送還された時、その約60%には頭蓋骨が無かったという記録もある。


魚雷艇400
米海軍魚雷艇341号艇甲板上で、日本軍将兵の頭蓋骨を弄ぶ
マクファーソン海軍中尉。(1944年4月30日ニューギニア戦線)


これが何を意味するかと言えば、日本軍と戦った太平洋戦線の米軍兵士の間
には、戦勝記念に日本軍将兵の頭蓋骨を持ち帰るという猟奇的な習慣があった
ということである。
頭蓋骨のコレクションどころか、米軍兵士に依る日本軍将兵の遺体損壊という
残虐な猟奇行為は日常化していたのである。
1927年(昭和2年)に、スピリット・オブ・セントルイス号で大西洋単独
無着陸飛行に初めて成功したチャールズ・リンドバーグが、その従軍日誌
「リンドバーグ第二次世界大戦日記」で、米軍兵士の日本軍将兵の遺体への
目に余る冒涜の目撃談を著わし、その実態を告発していることも有名である。
遺体に小便を掛けることや、遺体を的にしての射撃、頭蓋骨をボール代わりに
してサッカーをするなどは序の口で、ペニスを切り取って、口に咥えさせる、
耳や鼻を切り取って、ネックレスにする、帰還する時に持ち帰る為に耳や鼻を
乾燥させる、ゴールドラッシュと嘯きながら、金歯を抜き取る、砲弾が着弾
して出来た穴に遺体を放り込んでおいて、その場を残飯などの廃棄物の集積所
にするなど、獣にも劣る蛮行が日常化していたのである。

中には生首をそのまま持っていた海兵隊員がいて、悪臭が強くなり過ぎた
ことから、その首を上官から取り上げられたというおぞましい話もある。
馬鹿は馬鹿なりに知恵を働かせるもので、頭蓋骨から肉片を取り除く為に、
煮るようになったという。
そうして出来上がった肉を削ぎ落とした頭蓋骨は、一体35ドルの値で売買
されていたということである。


ビルマ戦線300
木に吊るされた日本軍将兵の生首。(1945年ビルマ戦線)


これほどまでの遺体への冒涜は、日本人に対する人種差別的感情が無ければ、
為し得なかったことであったろう。
ヨーロッパ戦線での激戦場でも、独軍兵士の遺体の切り取りが流行したなど
聞いたことが無い。
1952年に、米国の移民と国籍に関する事項を定めた法律である移民国籍法は、
ネバダ州選出の上院議員パトリック・マッカランとペンシルベニア州選出の
下院議員フランシス・ウォルター、二人の策定の下、制定された法律で、
マッカラン=ウォルター法とも言われるが、この人種差別主義者のフランシス・
ウォルターは、太平洋戦線で戦死した日本軍兵士の肘から手首に掛けての骨、
前腕骨で作つたペーパーナイフを嬉々として、フランクリン・D・ルーズベルト
大統領の贈呈した人物でもある。
日本を巧妙な謀略で対米戦争へと誘い込んだ、卑劣な人種差別主義者であった
ルーズベルト大統領は、そのペーパーナイフを愛用している自らの写真を
反日キャンペーンに利用していたという。


ライフ誌
日本軍兵士の頭蓋骨を送ってくれた米軍兵士に礼状を書く女性
「ライフ誌1944年5月22日」


ミズリー州のカトリック教大司教管区内の一教徒が、友人の子供が太平洋戦線
に従軍中の兄から送って来た日本軍将兵の頭蓋骨をおもちゃにして遊んでいる
のを目撃し、その旨教会へ通報したのが発端となって、米国内で遺体冒涜問題
が議論に上るに至った。
同教会は機関週報「アーチ・ディオシイス」誌上で、米軍兵士の背徳心を
非難し、「教会の掟は邪悪な目的を以って死体を冒涜することを禁じている。
死後の人間の身体に対する礼儀として、頭蓋骨は適当に埋葬されねばならない。
敵国人の身体の一部であるか、どうかに依って区別されるべき問題ではない」
との厳重警告を米国社会に発した。

また、米国のグラフ雑誌「ライフ」1944年(昭和19年)5月22日号に、
米軍兵士が戦地から米国本土の彼女に記念品として送って来た日本軍兵士の
頭蓋骨を使ったトロフィーが机の上に置かれ、それを眺めながら寄贈に対する
礼状を書く女性の写真が掲載された。
その写真を入手したドイツ外務省は、外国新聞記者団会見を開き、写真を公開
すると共に、「かかることは、ドイツ人の考え方を以ってしては到底、想像も
付かぬことで、アメリカの道義が如何に頽廃しているかを最も明らかに示す
ものと言えよう。 正に『首狩り時代』の再現である。
アメリカが、往昔の食人時代に復帰していることを物語るものに他ならない」
との見解を発表した。

このように、日本軍将兵の遺体損壊ブームが世論の非難を浴びる事態となった
のを受け、ルーズベルト大統領は慌ててその人骨ペーパーナイフを送り返した
という。
親が親なら、子も子であるというもの。
ルーズベルト大統領の息子である、ジェームズ・ルーズベルト海兵隊大尉は
カールソン中佐指揮下の部隊に配属されていた。
1942年(昭和17年)8月17日の早朝、そのカールソン隊は、西太平洋の
ギルバート諸島マキン島の日本軍前哨陣地を攻撃し、守備隊を全滅させたが、
彼らは戦死した日本軍兵士の遺体を切り刻み、男根と睾丸とを日本軍兵士の
口中に詰め込むなどの蛮行を働き、20年後に遺体を陵辱した様子を記録した
写真が公表されると共に、その冒涜の有り様がテレビ番組で語られたという。


毎日信濃


米軍の残虐な遺体損壊行為の流行は、当時の日本政府の知るところとなり、
政府の広報誌「週報」第407号1944年(昭和19年)8月9日付には、
「人骨弄ぶ敵の本性 かかる民族こそ抹殺さるべきである」との記事を
掲載した。

『チューリヒ八月二日発の同盟電は、二つの驚くべき事実を我々に伝へてきた。
一つは、最近敵米国内において「太平洋戦線に出動中の米国兵から『記念品』
として戦死した日本兵の頭蓋骨が送られ、子供がこれをおもちやにしてゐる」
といふことであり、もう一つは、ペンシルベニア州選出下院議員フランシス・
ウォルターが、同じく「太平洋戦線で戦死した日本兵の前膊骨で作つたペーパー
ナイフ(紙刀)を「甚だ小さい部分で申訳ないが……」といつてルーズベルトに
贈呈したといふ事実である。

この二つの事実から推しても、かういふことが米国内で恐らく相当行はれて
ゐることは疑ひない。
流石に敵米国内でもこれは問題となつた。ミズリー州のカトリック教司教管区
の機関紙レヂスターが、米国民一般の背徳心を非難して「死体の冒涜を禁ずる
のは教会の掟である。死後人間の身体に対する礼儀として、頭蓋骨は適当に埋葬
されねばならない。敵国人の身体の一部であるか、どうかによつて区別される
べき問題ではない」と述べ、そのためにこの事実が明るみに出たのである。

一体、敵米国人は人間といふものをどう考へてゐるのであらうか。
人骨を弄ぶ、かういふことは、我々日本人の常識では考へられないことである。
我々はどの戦線においても、敵の死体は手厚く葬つて来た。墓標を建て、花を
供へ、供養もする。
昭南にも、マニラにも、戦死した敵兵の墓標があり、慰霊祭さへ行はれてゐる。
これは教会の捉にあるから、さうするのでもなければ、赤十字条約で「死者が
敬意を以て埋葬せられ、その墳墓が尊敬せらるべきこと」を約束し合つてゐる
からやるといふのでもない。
万物の霊長たる人間の人間に対する礼儀であり、道義である。
人骨を以て紙刀を作るに至つては論外である。水牛の骨か鹿の角で紙刀を作る
位にしか考へてゐないのであらう。恐るべき人間の人間に対する冒涜である。

成程、米国人は、立派な機械や優れた物質を産んだかもしれないが、人間の道義
といふものを持つてゐない。
人間の尊厳といふことを自ら放棄してゐるのであらう。
口に人道を称へ、博愛を称へ、白人を世界至高至善の民族と思ひ込んでゐるかも
しれないが、彼アングロサクソン民族の本性はこゝにあることが分つた。
彼等のなすところ、行ふところは、かくの如くである。彼等は黒人を動物といふ。
日本人を猿と好んでよぶのは、自らが畜生であり、畜生道を以て人間を律して
ゐる証左でもある。
 
この敵米国人の獣的人間観と野獣的行動は、決して今に始つたものではない。
建国以来の彼等の正体である。
彼等の建国の歴史も、原住民鏖殺の残虐の血によつて彩られ、東亜侵略の歴史も
彼等の獣性の発揮で築き上げられたのであつて、大東亜戦争以来も、珍らしい
ことではなかつた。
あのガダルカナル戦線において、我が将兵は彼等のためにどんな冒涜を受けた
ことか。
重傷で倒れた戦友は戦車で押しつぶされ、素つ裸にして逆さに生き埋めに
された者もあつた。
しかも彼等は、これらをスポーツの如く、また日常茶飯事の如く平然とやつて
のけ得るのである。
彼等はその獣性をいよいよ発揮し、こゝに及んだのである。そしてわが前線将兵
並びに在外邦人に襲ひかゝり、神州を抹殺せんとしてゐるのである。

かゝる民族を世界にのさばらしておいたのではどういふことになるか、
思ひ半ばに過ぎるものがある。
敵は「日本民族を地球から抹殺すべし」と呼号してゐるが、世界人類のために、
神意により、抹殺されるべきはかゝるアングロサクソンの畜生どもである。
我々は敵の野獣性をよく肚に入れて、この聖戦を戦ひ抜き、世界人類のために
断じて勝たねばならない』                           


米軍のみならず、英軍も豪軍も同様に、日本軍捕虜の虐殺、遺体への陵辱行為を
当然の如く行ないながらも、戦勝者である彼らがその罪過を問われることはない。
幕末の開国から昭和20年の敗戦に至るまで、大日本帝国はその本性に野蛮性を
蔵する白人至上主義の国家群と孤軍奮闘、滅亡に至るまで戦い抜いたのである。






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テーマ : 歴史 - ジャンル : 学問・文化・芸術

2012/04/22 16:39 | 歴史雑感COMMENT(1)TRACKBACK(0)  TOP

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