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巫(かんなぎ)の解字……ご神霊を畏敬する心の形

 2015-06-30
巫(かんなぎ)の解字

               ……ご神霊を畏敬する心の形



法務省は本年1月7日付で、戸籍法施行規則を改正し、
漢字「巫」を人名用漢字に追加した。
その経緯に就いては稿を改めて、詳述したいと考えている。





「巫」は「ふ」、「きね」、「かんなぎ」と読む。
「巫」を「かんなぎ」と読む場合は、日本の巫を指す。
巫(かんなぎ)の音は、神を祀り、神に仕え、神降ろしをして、ご神意を伺い、
世俗の人々ご神託を告げることから、「神招ぎ(かむまねぎ)」に由来すると
考えられる一方、神楽を奏し、舞を舞い、ご神意を慰め、神降ろしをして、
ご神意を伺ったことから、「神和ぎ(かむなぎ)」に由来するとも考えられる。


巫女さん1


「巫」は、「巫女(みこ、ふじょ)」を指す場合が多いが、神が懸かり、
ご神託を取り次ぎ出来る能力者の霊威への畏敬の念を表わす「御子(みこ)」や、
「神子(みこ)」に由来するとも考えられる。

男性の場合は、「覡」(みこ)と称される。
ご神意を伺い見ることから、「巫」+「見」で「覡」と考えられる。
「覡」は、漢音では「けき」、呉音では「ぎゃく」で、慣用的には「げき」と読む。


漢字 巫


「巫」の字源の解釈としては、甲骨文字の形象から、神を祭る帳の中で、
人が両手で祭具を捧げる形を象っていると捉える見解や、篆(てん)文字の
形象から、巫女が舞う両袖の形を象っていると捉える見解等がある。
但し、時代の先後の関係からして、篆(てん)文字の形象は、甲骨文字の字形が
変化した可能性の有ることも念頭に置いておく必要があると思われる。


浦安ノ舞(鈴)
                          浦安ノ舞(鈴)


「巫」の形象を、「人」+「T」+「人」と捉える場合には、
二人の人が、「T」の字をした棒状の神具を用いて、フーチー(扶箕)占いを
行なっている情景も想像出来る。
フーチーは、原理的には「コックリさん」や「振り子占い」と似ている。


フーチー1

フーチー2


「巫」の形象を、「手」+「工」+「手」と捉える場合には、
人が両手で祭具(工)を捧げる形を象っていると解釈出来る。
両手が使えれば、大切な物は両手で持つ。


両手で持つ2

両手で持つ3


「右」と「左」の甲骨文字の形象から、「右」は、右手で神器「口」を持つ形を
象っていて、「左」は、左手で神具「工」を持つ形を象っているとも推察出来る。


左右1


視覚的形象からして、「巫」二つの「人」は、「人」ではなく、
左右の「手」の形を象っていると、私は捉えている。




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