華やぐ日々よ …詠山史純の愚考拙文録 神々に捧げる言葉④…神社拝詞(じんじゃはいし)

神々に捧げる言葉④…神社拝詞(じんじゃはいし)

神々に捧げる言葉④

               …神社拝詞(じんじゃはいし)




祝詞(のりと)は、ご神前で語り掛けるように奏上する「祈りの言葉」である。
神徒はこの大和言葉の祝詞を唱え、祈りを捧げている。

「いのる」の「い」は「斎」であり、「のる」は「宣る」であろう。
また、「いのる」は「意乗る」で、「意」を言葉に「乗せて」神々にお伝えする
ことであろう。
誠の心から湧き出ずる神聖な言葉を発することに依って、その言葉の霊力、
「言霊(ことだま)」が発動し、捧げた祈りが現実化して、願いが成就する
という言霊への信仰が「祈り」の根底にある。
つまり、祈りはその内容を言葉にして、口に出すことが肝要なのだと言える。
私は日々、祈りを捧げつつ暮らしているが、神社参拝の折りには神職のように
朗々と祝詞を唱えることはしないが、祈りの時間が長いので、他の参拝者の
邪魔にならぬようにご神前の端っこに立ち、祝詞も祈りの詳細も呟くように、
囁くように口に出して、ご神明に語り掛けている。


「神社拝詞」は、神社参拝の折りに、個人個人で奏上する。
「神社拝詞」奏上に先立って、「祓詞(はらえのことば)」、或いは「祓詞」を
簡略化した「略拝詞」を唱える。
「祓詞」に代えて、「大祓詞(おおはらえのことば)」を用いても良いとされる。


箱根神社 夏越の祓


神社拝詞

掛けまくも畏き ○○神社の大前を拝み奉りて
かけまくもかしこき ○○じんじゃのおおまえを おろがみまつりて

恐み恐みも白さく。
かしこみ かしこみももうさく。

大神等の広き厚き御恵を辱み奉り 
おおかみたちの ひろきあつきみめぐみを かたじけなみまつり

高き尊き神教のまにまに 天皇を仰ぎ奉り
たかきとうとき みおしえのまにまに すめらみことをあおぎまつり

直き正しき真心もちて 誠の道に違うことなく
なおきただしき まごころもちて まことのみちに たがうことなく

負い持つ業に励ましめ給ひ 家門高く 身健やかに
おいもつわざに はげましめたまイ いえかどたかく みすこやかに

世のため人のために 尽くさしめ給えと
よのため ひとのために つくさしめたまエと

恐み恐みも白す。
かしこみ かしこみもまおす。
(文責在詠山史純)


神田神社BB


「現代語訳」
言葉に出して申し上げますのも恐れ多い○○神社の御前を拝し、
謹んで申し上げます。
神々の広く厚い御恵みを勿体無く思い、高く尊い神の教えの通り、
天皇陛下を仰ぎ尊び、素直で正しい真心に依って、人の道を踏み外す
ことなく、目分たちが、従事する勤めに励むことが出来ます様に、
また、家が栄え、家族も健康で世の為、人様の為に尽くさせて下さい
ませと、謹んで申し上げます。
(文責在詠山史純)





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テーマ : 宗教・信仰 - ジャンル : 学問・文化・芸術

2014/01/07 03:25 | 天神地祇COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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