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占いの歴史夜話③…万葉集に詠まれた夕占(ゆうけ)

 2016-11-18
占いの歴史夜話③ 

…万葉集に詠まれた夕占(ゆうけ)



日本に現存する最古の和歌集「万葉集」は、今から1200年もの昔、奈良時代の
終わり頃に、天皇から一般庶民に至るまで、身分の違いを越えて、詠まれた歌
4500首以上が収められた素晴らしい文化遺産である。
それらの中には、夕占(ゆうけ)、足占(あしうら)、水占(みなうら)、
石占(いしうら)など、占いが詠まれた歌もある。

例えば、有名な歌人大伴家持(おおとものやかもち)が詠んだ
「月夜には 門に出で立ち 夕占問ひ 足占をぞせし 行かまくを欲り」
(736)という一首がある。
大意は、「月の照る夜には、門を出て佇み、夕方の辻占いをしたり、足占いを
して、願掛けしたものだ。あなたの許に行きたいと思って」(文責在詠山史純)となろうか。


第3記事1
「空・雲・木・自然のフリー写真素材」様より、拝借。


この歌の中の夕占(ゆうけ)と言うのは、室町時代以降には「辻占(つじうら)」
と呼ばれるようになった占いのことで、夕方の時刻、人通りのある辻(交差点)
に立って、通りすがりの通行人たちが交わしている会話に聞き耳を立て、
聞こえて来た言葉を元に占うというものであったという。
夕方の時刻を選んだ理由は、人の姿がはっきり見えない時間帯ということで、
季節に依って当然違ったとは思うが、午後6時前後の時間帯だったのでは
ないかと推察される。
通り縋りの通行人たちと言っても、夕占の作法では三組目に通った人たちの
会話を対象にする。
通行人から聞き取れた会話の内容の一部や言葉をどのように神慮と理解し、
自分が占ったテーマへの答えとしたものなのか、その理論は分からないが、
この夕占は極めて主観的な占いであり、占う人の感性次第で、どうとでも
受け取ることが出来たのではないかと思われる。


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