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社名(商号)変更の歴史夜話⑦…㈱髙島屋

 2016-12-11
社名(商号)変更の歴史夜話⑦

…㈱髙島屋



我が国では1980年代、社名(商号)を変更する企業が急激に増加した。
「早稲田商学」357号(1993年7月)所収論文「社名変更に対する株式市場の反応」
の研究に依れば、「1981年4月から1992年3月までに,東証1部上場企業で
社名を変更した企業は175社に及ぶ」とのことである。

企業は様々な理由で、社名を変更する。
社名変更の主な理由としては、「事業の多角化や業態の変更、事業領域の拡大」、
「合併や吸収」、「略称や通称への変更」、「ブランド名への変更」、「イメージ刷新」、
「系列や傘下入り」等が挙げられる。
何れにせよ、企業は経営全般の革新、イメージの向上、社内の活性化など、
何らかのプラス効果を期待し、社名変更を行なうはずである。

相と実体は相関関係にあり、人物の名相にその後天運が暗示されている様に、
会社名(法人名、商号、屋号)の名相にも、その企業の栄枯盛衰の有り様が
暗示されている。
不思議なもので、成功する企業は自ずと吉祥名を選定する様になっている。



第29記事1
株式会社髙島屋様HP内、企業情報「髙島屋の歴史」より、画像を拝借。
京都烏丸店(明治中期頃の様子)



天保2年(1831年)、 創業者の飯田新七氏が、京都烏丸松原で古着・木綿商
(屋号は「髙島屋」)を創業。
屋号の「髙島屋」は、飯田新七氏の養父・儀兵衛氏の出身地である近江国髙島郡の
地名に因んで命名されたとのこと。

安政2年(1855年)、古着商を廃止し、木綿呉服商を開始。
明治20年(1887年)、貿易部を開設。
明治31年(1898年)、心斎橋筋二丁目に大阪店を開店。
明治32年(1899年)、仏国のリヨンに出張所を開設。
明治33年(1900年)、京橋区西紺屋町に東京店を開設。
明治37年(1904年)、髙島屋マークを商標登録。

明治42年(1909年)、「髙島屋飯田合名会社」を設立。資本金100万円。

大正5年(1916年)、貿易部門が「髙島屋飯田株式会社」として独立。

大正8年(1919年)、「株式会社髙島屋呉服店」を設立。資本金300万円。

昭和5年(1930年)、「株式会社髙島屋」に商号変更。



第29記事2
株式会社髙島屋様HP内、企業情報「髙島屋の歴史」より、画像を拝借。
昭和8年(1933年)、鉄筋コンクリート造り地下2階、地上8階建ての東京日本橋店が
開店。





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