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社名(商号)変更の歴史夜話⑧…㈱伊勢丹

 2016-12-15
社名(商号)変更の歴史夜話⑧

…㈱伊勢丹



我が国では1980年代、社名(商号)を変更する企業が急激に増加した。
「早稲田商学」357号(1993年7月)所収論文「社名変更に対する株式市場の反応」
の研究に依れば、「1981年4月から1992年3月までに,東証1部上場企業で
社名を変更した企業は175社に及ぶ」とのことである。

企業は様々な理由で、社名を変更する。
社名変更の主な理由としては、「事業の多角化や業態の変更、事業領域の拡大」、
「合併や吸収」、「略称や通称への変更」、「ブランド名への変更」、「イメージ刷新」、
「系列や傘下入り」等が挙げられる。
何れにせよ、企業は経営全般の革新、イメージの向上、社内の活性化など、
何らかのプラス効果を期待し、社名変更を行なうはずである。

相と実体は相関関係にあり、人物の名相にその後天運が暗示されている様に、
会社名(法人名、商号、屋号)の名相にも、その企業の栄枯盛衰の有り様が
暗示されている。
不思議なもので、成功する企業は自ずと吉祥名を選定する様になっている。



第30記事1
㈱三越伊勢丹ホールディングス様のHP内、企業情報「伊勢丹のあゆみ」より、
画像を拝借。
伊勢屋丹治呉服店 明治34年(1901年)当時の様子。



㈱伊勢丹

明治19年(1886年)、小菅丹治氏が中山道沿いの東京府神田区旅籠町で、
呉服太物商「伊勢屋丹治呉服店」を開業。

大正13年(1924年)、前年の関東大震災で焼失した神田店を再建。
百貨店形式を採用。

昭和5年(1930年)、株式会社伊勢丹を設立。(資本金50万円)



第30記事2
㈱三越伊勢丹ホールディングス様のHP内、企業情報「伊勢丹のあゆみ」より、
画像を拝借。
関東大震災後、百貨店形式を採用した神田店。



「伊勢屋」という屋号の由来は、小菅丹治氏が養家の「伊勢又」から分家した
ことに依るとのことである。



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