華やぐ日々よ …詠山史純の愚考拙文録 社名(商号)変更の歴史夜話⑬…エスエス製薬㈱

社名(商号)変更の歴史夜話⑬…エスエス製薬㈱

社名(商号)変更の歴史夜話⑬

…エスエス製薬㈱



我が国では1980年代、社名(商号)を変更する企業が急激に増加した。
「早稲田商学」357号(1993年7月)所収論文「社名変更に対する株式市場の反応」
の研究に依れば、「1981年4月から1992年3月までに,東証1部上場企業で
社名を変更した企業は175社に及ぶ」とのことである。

企業は様々な理由で、社名を変更する。
社名変更の主な理由としては、「事業の多角化や業態の変更、事業領域の拡大」、
「合併や吸収」、「略称や通称への変更」、「ブランド名への変更」、「イメージ刷新」、
「系列や傘下入り」等が挙げられる。
何れにせよ、企業は経営全般の革新、イメージの向上、社内の活性化など、
何らかのプラス効果を期待し、社名変更を行なうはずである。

相と実体は相関関係にあり、人物の名相にその後天運が暗示されている様に、
会社名(法人名、商号、屋号)の名相にも、その企業の栄枯盛衰の有り様が
暗示されている。
不思議なもので、成功する企業は自ずと吉祥名を選定する様になっている。



エスエス製薬㈱

明和2年(1765年)、美濃出身の白井正助氏が日本橋(現在の東京駅八重洲南口
外堀通り沿い)に、漢薬本舗「美濃屋薬房」を創業。
後に「瓢箪屋薬房」と商号変更。

昭和2年(1927年)、「株式会社瓢箪屋薬房」を設立。


第41記事1
※画像は、エスエス製薬株式会社様のHP、企業情報「250余年のあゆみ」より拝借。


昭和4年(1929年)、ボランタリーチェーン「瓢箪屋薬房エスエス」を設立。
※ボランタリーチェーンとは、経営的には相互に独立している小売店が、
単独小売店では得られない様々な利点を活用する為に、多数集って作る
グループ組織のこと。

この「エスエス」は、「社会奉仕(SOCIAL SERVICE)」のイニシャルに由来
するものと言われ、また、「科学を探求し、社会に貢献する(Science & Society)」
との意味も加えられているという。

昭和15年(1940年)、「エスエス製薬株式会社」に社名変更。



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テーマ : 歴史雑学 - ジャンル : 学問・文化・芸術

2017/05/22 17:10 | 企業運命学COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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