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社名(商号)変更の歴史夜話⑰…味の素㈱

 2017-05-23
社名(商号)変更の歴史夜話⑰

…味の素㈱



我が国では1980年代、社名(商号)を変更する企業が急激に増加した。
「早稲田商学」357号(1993年7月)所収論文「社名変更に対する株式市場の反応」
の研究に依れば、「1981年4月から1992年3月までに,東証1部上場企業で
社名を変更した企業は175社に及ぶ」とのことである。

企業は様々な理由で、社名を変更する。
社名変更の主な理由としては、「事業の多角化や業態の変更、事業領域の拡大」、
「合併や吸収」、「略称や通称への変更」、「ブランド名への変更」、「イメージ刷新」、
「系列や傘下入り」等が挙げられる。
何れにせよ、企業は経営全般の革新、イメージの向上、社内の活性化など、
何らかのプラス効果を期待し、社名変更を行なうはずである。

相と実体は相関関係にあり、人物の名相にその後天運が暗示されている様に、
会社名(法人名、商号、屋号)の名相にも、その企業の栄枯盛衰の有り様が
暗示されている。
不思議なもので、成功する企業は自ずと吉祥名を選定する様になっている。



味の素㈱

明治21年(1888年)、神奈川県葉山海岸で鈴木ナカ氏が、海草からヨードを
取り出す試みを始める。
ナカ氏の長男二代鈴木三郎助氏、次男の鈴木忠治氏が加わり、鈴木製薬所は
家内工業から近代的な化学薬品事業へと徐々に脱皮。

明治40年(1907年)、「合資会社鈴木製薬所」を設立。

明治32年(1899年)、帝国大学理科大学の助教授であった池田菊苗博士は、
留学先のドイツで、日本人とドイツ人の体格、栄養状態の相違に驚き、
「日本人の栄養状態を改善したい」と強く願うようになったという。
池田博士は、昆布出汁には甘味、塩味、酸味、苦味の4つの基本味とは違う
味があることに気付き、その成分がアミノ酸の一種であるグルタミン酸である
ことを発見し、その味を「旨味」と命名。

明治41年(1908年)、池田博士はグルタミン酸を原料とした旨味調味料の
製造方法を発明、特許を取得し、「鈴木製薬所」の二代鈴木三郎助に事業化を依頼。

明治42年(1909年)、「味の素」と命名した調味料を販売開始。(30gで50銭)


第45記事1味の素初の新聞広告
「味の素」発売当時の新聞広告
※画像は、味の素株式会社様の企業情報サイト内、「社史・沿革」
『味の素グループの100年史』より拝借。


明治45年(1912年)、「合資会社鈴木商店」に社名変更。

大正6年(1917年)、「株式会社鈴木商店」を設立。

大正14年(1925年)、「株式会社鈴木商店」と「合資会社鈴木商店」を統合し、
「株式会社鈴木商店」を新設。

昭和7年(1932年)、「味の素本舗 株式会社鈴木商店」に社名変更。

昭和21年(1946年)、「味の素株式会社」に社名変更。


第45記事2
※画像は、味の素株式会社様の企業情報サイト内、「社史・沿革」
『味の素グループの100年史』より拝借。




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