華やぐ日々よ …詠山史純の愚考拙文録 社名(商号)変更の歴史夜話(51)…シャープ㈱

社名(商号)変更の歴史夜話(51)…シャープ㈱

社名(商号)変更の歴史夜話(51)

…シャープ㈱



我が国では1980年代、社名(商号)を変更する企業が急激に増加した。
「早稲田商学」357号(1993年7月)所収論文「社名変更に対する株式市場の反応」
の研究に依れば、「1981年4月から1992年3月までに,東証1部上場企業で
社名を変更した企業は175社に及ぶ」とのことである。

企業は様々な理由で、社名を変更する。
社名変更の主な理由としては、「事業の多角化や業態の変更、事業領域の拡大」、
「合併や吸収」、「略称や通称への変更」、「ブランド名への変更」、「イメージ刷新」、
「系列や傘下入り」等が挙げられる。
何れにせよ、企業は経営全般の革新、イメージの向上、社内の活性化など、
何らかのプラス効果を期待し、社名変更を行なうはずである。

相と実体は相関関係にあり、人物の名相にその後天運が暗示されている様に、
会社名(法人名、商号、屋号)の名相にも、その企業の栄枯盛衰の有り様が
暗示されている。
不思議なもので、成功する企業は自ずと吉祥名を選定する様になっている。



シャープ㈱

大正4年(1915年)、早川兄弟商会金属文具製作所を設立。

大正12年(1923年)、関東大震災で被災、全工場を焼失し、早川兄弟商会を解散。

大正13年(1924年)、「早川金属工業研究所」を設立。

昭和10年(1935年)、「株式会社早川金属工業研究所」を設立。

昭和17年(1942年)、「早川電機工業株式会社」に社名変更。

昭和23年(1948年)、「シャープ商事株式会社」を設立。

昭和31年(1956年)、営業部門を独立させ、「シャープ電機株式会社」を設立。

昭和33年(1958年)、「シャープ電機株式会社」が、蛍光灯器具販売の
「早川電業株式会社」を吸収合併。

昭和42年(1967年)、「シャープ電機株式会社」を、「早川電機工業株式会社」本体に吸収合併。

昭和45年(1970年)、「シャープ株式会社」に社名変更。


第82記事1
早川電機工業(株)の広告 昭和31年(1956年)



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テーマ : 歴史雑学 - ジャンル : 学問・文化・芸術

2017/06/11 16:11 | 企業運命学COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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