社名(商号)変更の歴史夜話(54)…㈱ライオン事務器

社名(商号)変更の歴史夜話(54)

…㈱ライオン事務器



我が国では1980年代、社名(商号)を変更する企業が急激に増加した。
「早稲田商学」357号(1993年7月)所収論文「社名変更に対する株式市場の反応」
の研究に依れば、「1981年4月から1992年3月までに,東証1部上場企業で
社名を変更した企業は175社に及ぶ」とのことである。

企業は様々な理由で、社名を変更する。
社名変更の主な理由としては、「事業の多角化や業態の変更、事業領域の拡大」、
「合併や吸収」、「略称や通称への変更」、「ブランド名への変更」、「イメージ刷新」、
「系列や傘下入り」等が挙げられる。
何れにせよ、企業は経営全般の革新、イメージの向上、社内の活性化など、
何らかのプラス効果を期待し、社名変更を行なうはずである。

相と実体は相関関係にあり、人物の名相にその後天運が暗示されている様に、
会社名(法人名、商号、屋号)の名相にも、その企業の栄枯盛衰の有り様が
暗示されている。
不思議なもので、成功する企業は自ずと吉祥名を選定する様になっている。



㈱ライオン事務器

寛政4年(1792年)、福井小八郎氏が大阪で、筆墨商「今津屋」を創業。

明治14年(1881年)、欧米からの事務用品の輸入を開始、
商標に「獅子印」を採用。この獅子(ライオン)マークが社名の由来となる。

大正10年(1921年)、「株式会社福井商店」を設立。(当時は事務用品卸がメイン)

昭和36年(1961年)、株式会社福井商店平野工場を分離独立させ、
「福井工業株式会社」を設立。

昭和55年(1980年)、「株式会社ライオン事務器」に社名変更。


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