華やぐ日々よ …詠山史純の愚考拙文録 「一」という苗字と名

「一」という苗字と名

「一」という苗字と名


「1」は万物の基数であり、「元始」の象徴である。
それ故に、無限の可能性を秘めていて、果てしない希望や
大発展、大躍進という吉祥の暗示を表わしている。

一

その吉祥運数そのものである漢数字「一」は名付けにも人気があり、
名付け使用文字人気ベスト20位以内には常にランキングされている。
一郎や一平、一樹、一誠、航一、晃一、純一など、「一」を冠した
名前は人気が高く、「名前ランキング」の上位に位置しているが、
「一」一文字の名前も昔からある。

その場合の訓みは、
「はじめ」「はじむ」「おさむ」「すすむ」「ひとし」「まこと」
「まさし」「かず」「かつ」「ひと」「もと」「ただ」などと、
「一」の文字の象意を、他の言葉で表わした場合の訓みを当てている。

また、「一」という一文字だけの苗字も実在する。
テレビ脚本家出身で参議院議員を4期務められ、姓名判断研究家でも
いらっしゃる野末陳平氏がその著作の中で、既に故人であるそうだが、
「一 一」(かず はじめ)さんというお名前の方が実在されたと
紹介されているが、戸籍上の苗字も名も「一」であったとは、
実に驚くべきことである。
名付けられた親御さんの「一 一」という姓名に込めた思いは図り難く、
その大胆な決断には、姓名学鑑定士としては共鳴し難いものがある。

「一」という苗字の訓みは、
「いちもんじ」「ひともんじ」「にのまえ」
「いち」「はじめ」「かず」「でかた」と、七通りほどある。
私はこの中で「にのまえ」(二の前)という訓み方が好きである。

「一」一族のルーツは残念ながら、寡聞にして解らない。

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2010/10/05 03:22 | 姓氏の語源COMMENT(0)TRACKBACK(0)  TOP

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